この度、先日4歳を迎えた次男のトイトレが完了しました。
言葉(発語)方面の発達がとくに遅く、全体的に発達ゆっくりなので終わると思ってなかった…良かった…。
メモがわりにトイトレの記録を残しておきます。
『おしゃべりできなくてもトイトレってできるの?』が主な議題です。
結論としては、できた。
でも結構な時間はかかりました。…というお話です。
※トイレトレーニングは個人差が大きいのであまり参考にはならないと思います。
※あくまで『我が家の次男の場合』という観点でお読みください。
- 次男の特長
- 言葉に頼らないトイトレ
- 保育園にぶん投げる
- そこから丸2年かかる
- お迎え時に濡れてない
- でも紙おむつが大好き
- トレパンを普通のパンツにチェンジ
- お家でもパンツを履こう作戦
- 『大』のときはどうする?
- まとめ
次男の特長
- 3歳時点で発語ゼロ。
- 4歳を迎えた現在もいくつかの単語がしゃべれる程度。
- 2語文以上はまだ話せない。
- 保育園は1歳10ヶ月から通っている。
現在通っている療育の先生にも(4歳0ヶ月時点で)「言語面の発達は2歳2ヶ月程度ですね。」と言われました。私自身も平均的な2歳児の方がよくしゃべれると思う。
トイトレ関係で言える単語は、「ちっち」(おしっこ)、「んち」(うんち)のみ。
2語文以上はしゃべれないため、「ちっち、いく。」とかも言えません。
2人兄弟で、2歳年上のお兄ちゃん(長男)がいます。
長男は比較的平均的な発達具合でよくしゃべり、2〜3歳の間に家庭でトイトレを完了しました。「トイレ行こうよ。」などの言葉での指導がメインでした。
つまり、『言葉に頼らないトイトレ』というのは今回が初めてのことだったのです。
言葉に頼らないトイトレ
無理じゃね??
早い段階でそう思っていた私は、次男が3歳を過ぎても自宅ではトイトレを開始しませんでした。
できなくて、失敗して、イライラしてしまう自分の姿を安易に想像できたからです。
そんな自らイライラの海に飛び込みたくない。叱りたくもないし、自己嫌悪に陥りたくもない。
もうおしゃべりがもう少し上達してからでいいよ。別に全然急がないよ。言葉による指示も通らないからやりようがないよ。
保育園にぶん投げる
そこで私がとった方法は『トイトレを全て保育園にぶん投げる』でした。
通っていた保育園は布おむつ指定の園でした。
布おむつと言っても実際は布トレパンです。(0歳児は布おむつカバーと布おむつ使用。)
そのため、1歳11ヶ月の入園時から、保育園ではずっとトレパン。
紙おむつは帰る直前だけ着用。
園にいる間はほぼ常にトイレトレーニング状態です。
入園し3ヶ月を過ぎたころ、「次男くん、はじめてトイレでおしっこできましたよ!」と聞いて、嘘だろ…と思いながらも、(このままおむつ外れまで早いかもな…フフフ…)と、淡い希望を抱いてしまいましたが、そこからが長かった。
そこから丸2年かかる
かかった期間、実に丸2年。
保育園での布おむつ生活を続けていましたが、一向にトイトレは完了せず、毎日大量の洗濯物を持ち帰っていました。
毎日持ち帰りの洗濯物はおよそ以下のラインナップ。(多いときの一例)
- 濡れたトレパン6枚。
- 濡れたズボン6枚。
- 汚れたTシャツ3枚。(おしっこが上の服まで染み込む、食事で汚す等。)
- 昼寝時に使用しているバスタオル2枚。(おねしょ時)
- ふとんの上に敷いているおねしょシーツ1枚。(おねしょ時)
まぁつまり、洗濯物がめちゃくちゃ多かったのです。
1日これだけ失敗しても途中から紙おむつを履かせてくれるわけでもなく、ひたすら濡れた感覚と、トイレのタイミングを覚えさせているようでした。(私にはとても真似できない…。)
入園1年経っても持ち帰る洗濯物の量はまるで変わらず、1年半経っても変わらず、
(本当に布おむつ保育に意味はあるのだろうか…)
と半分病みながら疑問に思ってしまうほどでしたが、入園1年8ヶ月ほどでようやく変化が訪れ始めます。
お迎え時に濡れてない
夕方、お迎えに行ってみると、朝送り出したときと変わらぬ服装の次男がいました。
つまり一度もトイレ失敗してないのです。
嘘だろ。
保育園にいる間は先生による声掛けで、みんなでトイレに行く機会が何度もあります。
当時3歳半を過ぎてもおしゃべりによる意思疎通がほとんどできない次男でしたが、ルーチンとして覚えていったのかもしれません。保育園すごい。そして失敗しても決して叱らない保育士さんすごい。
※「濡れちゃったね、着替えようね。」ぐらいの声掛けで、決して叱ったりはしない。
でも紙おむつが大好き
- 保育園=トレパン
- おうち=紙おむつ履いていい!
という認識が次男にもあったのでしょう。
家では頑なにトレパン、布パンツを全く履いてくれませんでした。
登園前にトレパン履かせるだけでも、泣いて大暴れして脱ごうと抵抗するので毎朝もう大変。
保育園に着いてしまえば『ここではそういうものだ』という認識だったようでパンツを脱ごうとはしませんでした。
夕方の保育園お迎え時には紙おむつに履き替えさせていたのですが、紙おむつ見せるだけでニコニコで自分で履き替えようとしていました。
(こいつ…紙おむつの楽さをわかっておる…。)
また、当時うんちの方は紙おむつでする習慣がついてしまっており、トイレでの成功経験はありませんでした。
- うんち=紙おむつでするもの!
そう思ってそうでした。しかし言葉で指示しても理解することができないようで、いつも事後の匂いで気付く有様。言葉によるヒントがないってなかなか難しい。
トレパンを普通のパンツにチェンジ
保育園入園から丸2年が経過し、次男は年少さんクラスに進級しました。4月時点で3歳10ヶ月。
相変わらず保育園生活ではほとんどトイレ失敗せず、朝送り出した服装のまま帰ってくることが多かったです。(たまには失敗する日ももちろんありましたが。)
ここらでトレパン(3層式)を普通のぺらぺら布パンツ(ブリーフ)に変更。
分厚いトレパンより通気性抜群で蒸れない、ごわごわしない、綿100%。
パンツにプリントされた絵柄も気に入ったようで、割と抵抗なく履いてくれました。
保育園でのトイレ失敗も相変わらずほぼなし。
よし、それならば、ついに家でもトイトレを開始しようぞ!(やっと。)
お家でもパンツを履こう作戦
最初めちゃくちゃ嫌がっていました。
なんで家なのに紙おむつじゃないの!?
と言いたげな混乱したご様子。(そりゃそうだよね。)
保育園帰宅後も布パンツのまま着替えさせず、マメにトイレに誘って様子を見る日々。
保育園から帰ってきたら紙おむつが履ける!と信じていた次男は布パンツを脱ぎ捨て、紙おむつのある棚をひたすら指さしたり、必死のアピールをしておりましたが、ここは心を鬼にして布パンツをキープ!超イヤそう!
そして家だと紙おむつの習慣でいつでもおしっこできると認識していた次男は10分おきに漏らしたり、慣れるまでがなかなか大変でした。
君、保育園行ってる時なら1時間ぐらい余裕でおしっこトイレでできるように尿意コントロールできるはずじゃん…。
長年の紙おむつの慣れ、おそるべし。
こうして度重なるトイレ失敗にもめげず、なるべく布パンツで過ごすようにしていたら、
(あっ、家でもトイレでするもんなんだ…)
というのを覚えたようで、2週間ほどでほぼ失敗なしでトイレでできるようになりました。ブラボー!!
『大』のときはどうする?
『大』とは大便です。うんちです。
すっかり『うんちは紙おむつでするもの!』という認識がついてしまっていた次男。
でも保育園滞在中(布パンツ着用中)はおしっこ漏らさずにトイレでできてる。
多分これも慣れで徐々に覚えていくかな、と思いまして、トイレでうんち成功経験が少ないまま、自宅でも布パンツに移行しました。
結果、まぁ案の定何度か漏らしました。うんこを。えぇ。
洗えばいいんですよ、えぇ…。
(↓まさに布パンツ練習期間中にやらかしたのがコチラ。)
次男の排便ペースはおよそ2,3日に1回程度。毎日排便、毎日失敗、というわけではなかったのも良かったのかもしれない。(母子共に。)
やはり漏らしたときは本人も不快感がわかるようで、布パンツ移行2週間ぐらいで自らトイレに走っていくようになり、成功率が徐々に上がってきた感じです。やっぱり幾度かの失敗は必要だったのだと思う。
えぇ、パンツは洗えばいいんですよ…。(2回目)
まとめ
- トイトレは無理にしようと思わない。
- 保育園におまかせする。
- 保育園でも失敗しなくなってきたらお家トイトレへ。
- トイトレにかかった年月は丸2年。
ご覧の通り、ほぼ他力本願な次男のトイトレでした。
保育園ありがとう。集団生活ありがとう。(登園自粛をもって改めて知るありがたさ。)
私は第一子である長男のトイトレのとき、そこそこ普通に会話できるもんだから、
「なんでトイレ行かないの!」
「ほらさっき声かけたとき行かないから漏らしたじゃない!」
などなど、言葉で結構叱ってしまっていたんですよね。毎日怒ってた記憶しかない。(今では後悔している。)
言葉の発達が遅い次男の場合、そういった声かけはほぼ無意味でしたし、言ったところで理解できず、『なんか知らんけどお母さんが怒ってる状態』になっていたと思います。言葉が使えない縛りのトイトレ…難易度高すぎる。
そんなわけで早い段階で、もう君はゆっくりでいいでーす!に考えをシフトし、焦らないことを目標にしました。
そしてトイトレ完了してから、あれだけ大好きだった紙おむつへの執着も消えました。
『うっそ、あんなに喜んで履いてたのに!?』
『紙おむつじゃないと泣いて大暴れしてたのに!?』
ちょうど季節も暑くなってきたから、布パンツの通気性の快適さにようやく気づいてくれたのかもしれません。
今では寝るときだけ念のため紙おむつを履いていますが、意外と朝起きても濡らしてない日の方が多いです。君すごいな…。
というわけで、言葉の発達が遅い次男のトイトレの記録でした。
多分今まさにトイトレで悩んでる方の参考にはならないとは思うのですが、一例ということで。
トイトレは十人十色だから同じ年の子たちと比べても苦しくなるだけだし、本当に焦らなくていいと私は思います。
そして今、登園自粛されてるご家庭は登園再開してからの方がいいと思う。ただでさえストレスフルな毎日だもの。
とりあえず早く全国的に登園自粛などが解除されますように…。
(我が家は今週から登園再開したところです。)
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